Distance Learningを通じてわかったこと(その3)
【特集】ハワイ州の現地対策ニュース
Distance Learning(遠隔学習)を通じてわかったことがいくつかあります。
私は日本の教育を小学校から短大まで受け、それから> 編入をしてハワイで大学を卒業しました。大学では、Teaching English as a Second Language と言って第二外国語として英語を教えるための学科(言語学)を勉強しました。日本の教育とアメリカの教育のどちらがいいとは一概には言えないと思っています。
日本のいいところもあれば、アメリカのいいところもあります。
ただ、Distance Learningを行うとすると、日本の教授法(先生主導の授業)では、難しいのではないかと思います。
それとは対照的に基本的にアメリカの教育は、Student Center(生徒中心)でおこなわれます。私も大学での授業では自分の学習スタイルを180度変えるのに苦労しました。先生は課題や質問を矢継ぎ早に投げかけます。それを頭で考え自分の意見として発言しながら答えを導き出します。自主性と積極性また他の生徒との協調性が成績につながっていきます。小学0年生にあたる、Kindergartenから始まる小学校から大学までの毎日のほとんどの授業がアクティブラーニング、プロジェクトベースドラーニングと言っても過言ではありません。
よって、DistanceLearningとして、毎日沢山の課題を現代の教育ウェブページへの課題掲示、Zoomなどのオンライン電話での先生からの課題についての必要最低限の説明や、問題提起により、生徒が自分自身で回答までたどり着く学習法も成り立つのだろうと感じました。
ただ、最低限の先生からの説明がなしに、例題だけで課題をこなすことは、小学3年生でも難しいので、学校宛に手紙を書き、Zoomでのミニ授業を増やしてもらうように掛け合い、今週から時間が増えました。おそらく同じように感じた保護者も多かったのだと思われます。まだまだ課題も多いDistance Learning ですが、今後良い成果が出ることを願っています。
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