Distance Learning (遠隔学習ー保護者の負担)(その2)

【特集】ハワイ州の現地対策ニュース

遠隔学習は私の意訳でしたが、今改めてオンライン辞書を見て見たところ、「通信教育、遠隔地学習、遠隔教育」と書いてありました。

言葉だけ聞くと、私の勝手なイメージは、オンライン等で先生が授業をしてくれて、教科書や、ワークブック、プリント、作文などをこなしそれをクラスのウェブページへアップして、それを先生が確認し採点することかと思いましたが、現実はそんなに甘くありませんでした。

週ごとにこなさなければならない課題の説明、回答、金曜日のテスト範囲などがメールと教育ウェブページへ無数に送られてきます。今、ハワイでは、どこの会社も自宅勤務を要請されていますので、ほとんどの保護者が在宅で仕事をしているとは思いますが、それを読み、期限通りまでに子供にさせて、提出する、かつ自分の仕事もしなければなりません。これを週5日やっていくのは想像を超える負担となり、加えて3食の食事の用意もしなければなりません。ハワイの家庭はほとんどが共働きですので、おそらく我が家と同じような状況にあると思います。

我が家には小学1年生と3年生がおりますが、子供自身が先生から保護者のところに届くメールを読み、期日を確認し、提出するところまで全てできません。小学3年生の息子には、「お母さんは忙しいし、英語が読めない(読めますが、いつもそう言ってます。)から、自分で読んで分からなかったら先生に聞いてね。」と言い自分で読ませてなるべく責任を持たせるようにしてますが、やはり理解力が小学3年生なので、サポートが必要です。日の課題に加え、プロジェクトと言って特別課題があり、今回は1人の人物について調べ、調べたものを手書きで作文し、パソコンで2−3枚になるようにタイプをし、パワーポイントでスライドを作り、プレゼンテーションを動画で撮ったもの全て期日までい送らなければなりません。

小学校高学年、中学生、高校生は保護者の手を煩わせず自分でできるかもしれませんが、低学年にとっては、生徒にとっても普段と違う環境で、普段学校でやっている課題と同じ数をこなすことは生徒にとっても保護者にも想像を超える負担となっていることは明らかです。

早くこの状況が終息することを切に願っております。(その3に続く)

Distance Learning (遠隔学習)

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