ハワイ研修：次世代のための国益を　Nothing will work unless you do.

ハワイ入国の際に必要な書類等も記載あり！

４月１日に日本政府は１日の入国者数を７０００人から１００００人に増やし、外務省からの感染症危険情報がレベル３「渡航中止勧告（感染症）」からレベル２「不要不急の渡航をやめてください。」に引き下げられました。

各旅行会社も2022年出発のハワイツアー販売も再開しました。少しずつですが嬉しいニュースが続いています。次は５月１日の日本政府の発表が待ち望まれます。

ただ、４月６日には「１０６カ国の入国拒否解除」とのニュースが飛び込み歓喜しましたが、「厳格な水際対策は変わらず」とも記載されていて海外に住む私たちは「官僚用語」に翻弄され混乱しました。同日は発行されたJAPAN TIMESには、苦言が載ってきます。

” Japan says it will ‘ lift entray ban on 106 countries, ‘ but tourists still can’t enter. とヘッドニュースに記載され、”causing confusion on social media and giving false hope that thourists would soon be allowed into the country. In fact, there will be no change to the status quo… The latest case illustrates how hard it is to navigate Japan’s bureaucratic wording on throughout the pandemic.”

日本は１０６カ国の入国拒否を解除と発表したが、実際には何も変わっていない。観光客はまだ入国拒否のままだ。この発表はソーシャルメディアを賑わし、観光客もじきに日本に入国できるという虚言の希望を与えた。このパンデミックが始まって以来振り回され続けている、理解しがたい官僚用語の象徴的なニュースといえる（概訳）

水際対策に関しまして残念に思うのは、日本が世界から敬遠されつつあることです。
日本のパスポートは、世界中のほとんどの国で特に問題なく入国できることから「信用度が高いパスポート」と言われ、世界からみて、プラチナパスポートでした。

また、日本は「国境の壁」が低い国としての評価もたかく、外国人への入国審査は厳しくても、理由なく入国が拒否されることはありませんでした。しかし現在は外国人の入国はビジネストラックまたは留学生以外は禁じられています。
オミクロン株には著しい強毒性が認められないことが判明し、日本国内でも市中感染が拡大する中でなぜ「鎖国」が続いているのでしょうか。理由は世論が圧倒的に支持したからだと聞いています。

世論には「島国である日本の特質を生かした水際対策」を実施すべきだという声があるそうですが、国外に住む日本人の目からみれば、これは違います。「島国である日本は、緊急時には国境を閉ざし、自分だけを守る鎖国をする可能性が高い国」という見方をされています。アメリカの大学の中には、日本の大学を交換留学の提携から外すと伝えられている大学もあるそうです。

このままでは、日本は国際社会から敬遠されますし、日本のパスポートの信用度が守れるのかも不安が残ります。お付き合いのある多くの学校の校長先生方が言われますように、「コロナ前の学校行事が実施できる日を心待ちする生徒のために、自国や選挙（参議院選を控えているそうですが）の都合だけではなく、次世代の子どもたちのために、グローバル視点に立った日本の国益を考えた政策」をお願いしたいものです。

オンライン学習や交流で毎月たくさんの学校や団体をお手伝いしていますが、やはり生徒が渇望する対面により研修会や交流会を開始できる日が待ち遠しいです。

ハワイ入国には以下の書類・手続きが必要となります。（2022年４月６日現在）

【ハワイに到着する外国籍渡航者（日本国籍含む）の必要書類】
対象：ハワイ便を利用する2歳以上のすべての渡航者（国籍問わず）

① 海外渡航のためのワクチン接種証明書
🌟米国に入国するすべての18才以上の外国人渡航者に接種証明書提示が義務付けられています。
② ワクチン接種済/未接種*にかかわらず、出発日の1日前までに取得した新型コロナウイルス検査の陰性証明書、または回復証明書（過去90日以内に新型コロナウイルスに感染し回復したという正式な医療機関から発行の書類）の提示が必要です。🌟陰性証明書は英語表記（または併記）をお薦めします。
③CDC宣誓書
④ ESTA　※ ビザ免除プログラム