Distance Learning (遠隔学習)(その1)
【特集】ハワイ州の現地対策ニュース
ハワイ州の教育局は、ハワイ州の小中高の春休み1週間を2週間に延長し、さらにその後は、4月30日まで臨時休校とすることに決めました。臨時休校となる約1ヶ月の授業をどうするか、具体的なことは発表されてません。
これを受けて私立校も一足早く春休みが明け、すでにDistance Learning(遠隔学習)が始まりました。学校によって、ITの環境によりDistance Learning のやり方も違うと思いますが、今回は1つの私立校のDistance Learningをご紹介します。
Distance Learningと言っても大学のようにオンラインで授業をするわけではなく、以下のチャンネルを使い、日ごとに出された課題を自宅でこなしていきます。
- 教科書を使い、ノートやプリントに書き、メールなどで先生に送る。
- 一般の教育Webページを使い、クラスごとにページに生徒一人一人のログインコードでログインをし、その中に先生が掲示をしている課題に対するレスポンス『文章を書く、絵を描く、写真を撮って載せる、音声を録音する。」をアップする。
アップされたレスポンスを先生が見て評価をし、間違っているものや足りないものを再度入れ直す。主要教科と、副教科(第二外国語、体育、美術、音楽、コンピューター)それぞれの課題があります。小学3年生で今週1週間で約40の課題がアップされてました。その中で必ず終わらせなければならない必須課題と、時間があればやってみる自由課題があります。 - 電子書籍を使って本を読む。(図書館が臨時休館しているため)この電子書籍も、クラスごとのページがあり、それぞれの生徒のログインコードがありどの本をどこまで読んだかが、全て記録されています。
- オンラインビデオ電話を使い、月水金の1時間は、先生と生徒全員が繋がって課題への質問と、ちょっとした授業を行います。
(その2に続く)
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