Breakfast at Tiffany’s : ティファニーで朝食を

オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn ) は大好きな女優で、英語を学び始めた頃、「英語名をAudray にしたい。」と若いアメリカ人英会話講師に伝えたら「名前が古すぎる」と言われてショックだった事を思い出します。しょうがなく英語名はなぜかマリリン（Marilyn) …LとRが続き発音がうまくできず、注意され続けていました。。。

Audrey Hepburn は1929年ベルギーで産まれました。1953年に公開された「ローマの休日: Roman Holiday 」に出演し、アカデミー主演女優賞、英国アカデミー最優秀主演英語女優賞そしてゴールデングローブ主演女優賞を獲得しています。ニューヨークタイムズ紙に「このイギリスの女優はスリムで妖精のようで、物思いに沈んだ美しさを持ち、反面堂々としていて、新しく見つけた単純な喜びや愛情に心から感動する無邪気さも兼ね備えている。Although she is not precisely a newcomer to films, Audrey Hepburn, the British actress who is being starred for the first time as Princess Anne, is a slender, elfin, and wistful beauty, alternately regal and childlike in her profound appreciation of newly-found, simple pleasures and love.」と表しています。　女性であれば、誰でもこのように表現されたいと思いませんか？　

「ティファニーで朝食を」は1961年に公開され、オードリー・ヘプバーンの代表作品の一つです。
冒頭シーンで、ヘプバーンが身にまとっているジバンシィがデザインしたリトル・ブラックドレス（シンプルな黒のカクテルドレス (Little black Givenchy dress of Audrey Hepburn)は、20世紀のファッション史を代表する、おそらく史上最も有名なドレスだと言われていますよ。

今日は、青い空に誘われて、ニューヨーク5番街にあるティファニーに行ってきました。ここにオードリーも来店したと思うと、感無量。
5番街(5th Avenue)はマンハッタンを南北に走るアヴェニューのひとつで、南はワシントン・スクエア公園(Washington Square Park)から、北は142丁目通り(142nd Street)まで総距離12kmに及ぶ通りです。特に34丁目通り(34th Street)と59丁目通り(59th Street)の間はロンドンのオックスフォード通りやパリのシャンゼリゼ通りに並ぶ世界的な高級品店が並ぶハイスペックなラグジェリーアベニューとして知られています。

ティファニーNew York Flagship の外観は残念ながら工事中でしたが、店内は静かで、ハワイのティファニーよりも古風な内装が趣きの深い雰囲気を醸し出していました。ティファニーはご存知のように宝石店でありカフェやレストランではありませんが、映画の影響を受け2017年にダイニングスペースをオープンしています。The Box Cafe at the Tiffany New York Flagship は 通常でも予約は６ヶ月前でないと取れないといわれている人気店。現在は改装中のため閉店中ですが、リオープンは2022年だそうです。なので今回は残念ながら「ティファニーで朝食を」いただく事はできませんでした。また次回の楽しみにしておきます。