観光災害が続いています。地域共創。地球に思いやりの心。レスポンシブルツーリズムを
ハワイは観光バブルを迎えています。
毎日、ダニエル・K・イノウエ国際空港のは3万人近い渡航者が到着しています〜。
ワイキキもコロナ以前を思わせる混み具合です。残念ながら日本からの観光客の姿はありません。
先日、観光客が絶滅危惧種のハワイアン・モンクシールに触れる様子を映した動画がSNSに投稿されました。
ハワイ州イゲ知事は、フェイスブック、インスタグラム、そしてツイッターで強い警告を発しました。
ハワイアン・モンクシールはハワイ固有の動物で、絶滅危惧種であり接近したり触れたりすることは固く禁じられています。
この動画を撮影したルイジアナ州から新婚旅行に来たカップルはすでに、国立海洋大気庁(NOAA)から違反を通告され、多額の罰金を支払うように命じられたそうです。また、別の動画は、男性がハワイアン・モンクシールに触り、動画の撮影者に「えさはないか?」と尋ねています。
これらの動画は、自然を愛し、神様から与えられた自然界の全てを尊重し、保護を優先するハワイ住民をとても怒らせています。
特に、ハワイアン・モンクシールは世界でも最も絶滅の危険性が高いハワイの固有種で、ハワイの主要4島には300頭前後しか生息していません。
地球を守るため、地球に生息する全ての生き物を守るため、地元住民だけではなく、旅行者のみなさんのできる事があるはずです。
山から海まで、地球の美しい自然に思いやる心を持って接すること。
ハワイ住民は、皆様にお願いしています。Malama ~思いやりの心。
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