Japan-American Student Conference 日米学生会議 にパネリストとして出席しました。
“世界の平和は太平洋にあり、太平洋の平和は
日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである”
日米学生会議は、1934年に創設された日本初の国際的学生交流プログラムです。
日米同数の学生が3週間にわたって共同生活を送りながら様々な議論や活動を行います。
会議全体を通じて、世界の様々な問題に対して、学生同士の活発な議論や活動を行うとともに、
日米両国の参加者の相互理解を深めます。そして、参加者たちが会議で得た成果を長期的に社会貢献、社会還元していきます。
(日米学生会議ホームページより)
宮澤喜一元内閣総理大臣は1939年と1940年、ヘンリー・A・キッシンジャー元アメリカ合衆国国務長官は1951年の参加者と記載もありました。
グローバル人材育成を1934年より国境を越えて相互に理解し合うことを目指している会とお伺いし、パネリストとして参加させていただきました。
第73会日米学生会議では日米を結ぶ日系アメリカ人について勉強をされたいと、アメリカでも県人会活動が活発なハワイ州にコンタクトをされてきました。
ハワイ時間8月16日に行われたオンライン会議では、県人会の役割、ハワイ州やアメリカ合衆国への社会貢献、日本の行政機関との関係と結びつき、そして国境を越えた相互理解について、ブライアン・タニグチハワイ州上院議員(広島県人会)、ディーン・アサヒナ氏(山梨県人会)、キース・サクダハワイ大学教授(福岡県人会)、カンゾウ・ナラ氏(北海道人会)、ヘザー・オオモリ氏(第65回桜の女王- Cherry Blossom Festival Queen, 熊本県人会)、コートニー・タカラ氏(沖縄連合県人会)と一緒にパネリストとして日米の学生とディスカッションをしました。私自身は福岡県人会の理事を務めています。
What is kenjinkai?
県人会って何?
を中心とする学生の質問を受け、ハワイにおける県人会の役割、社会貢献、日米関係の架け橋的な役割などを1868年(明治元年)に始まった日系人の歴史を踏まえて話させていただきました。 民間レベルの国際交流の大切さ、相互理解と文化のリスペクトなど、まさに
グローバル人材である日系人について知ってもらい、そして全ての日系人が大切にしている「日本人の価値観」について若い日米の学生に伝える事ができたかなと思っています。
私が日本から来て、会社を創立し、子育てをし、自分のアイデンティティを失う事なく暮らしていけるのは、
アメリカに移住し、苦労をされた日系人の方々のお陰だと強く思っています。
そしてハワイ独特のアロハスピリット。お互いを尊重し、リスペクトし愛すること。
アロハの精神こそが、グローバル人材育成成功への鍵であると思っています。
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