「海外で学ぶグローバル教育」立教大学法学部 国際ビジネス法学科 薬師丸 正二郎特任准教授
21世紀は、情報通信・交通手段等の飛躍的な技術革新を背景として、急速にグローバル化が進み、日々新たな課題が登場する社会です。予測困難な状況下で課題解決の糸口を探すためには「多様な人々との協働」が不可欠です。海外での事業展開や外国人労働者の増加が予測される社会では、これらの人々と協働することです。ここでは、コミュニケーション能力[1]が重要な要素となります。
英語が世界共通言語として用いられている以上、コミュニケーション・スキルとしての英語を身に付けることは、これからの時代をよりよく生きるために不可欠な要素ということができるでしょう。
留学経験は、多様な価値観を持つ人々と接することができるとともに、豊かな語学力・コミュニケーション能力や異文化体験を身につけることができます。まさにグローバル化する社会で必要な能力・資質を身に付けるための有効な方法といえます。
是非、積極的に異文化を体験し、自分の将来の可能性を広げて下さい。
立教大学法学部 国際ビジネス法学科 薬師丸 正二郎 特任准教授
研究分野 キャリア教育、インターンシップ、観光関連法
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[1] コミュニケーション能力は、経団連の新卒採用に関するアンケート調査では、選考に当たって特に重視した点として13年連続で一位を占めています(日本経済団体連合会「2016年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」〈http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/108_kekka.pdf〉。また経済同友会も2015年「これからの企業・社会が求める人材像と 大学への期待」(2015)の中で企業が求める人材像と必要な資質能力として、コミュニケーション能力を挙げています〈https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2015/pdf/150402a_02.pdf〉。