鎖国する日本、So What? のアメリカ
日本政府は2月16日、新型コロナウイルスの水際対策の強化処置を3月から緩和すると発表しました。17日の発表が待ち望まれます。世界各国では入国規制の緩和が潮流となっています。人の往来を復活させて経済活動と観光の活性化を優先する考えに基づいていますが、外国人の入国を認めずに「鎖国」状態となっている日本は少数派です。
WHOや1月19日に「感染対策に)プラスにならない」として渡航制限の撤廃か緩和を勧告しています。ハワイに住んでいる私たちから見たら、日本は「蚊帳の外にいる状況」としか見えません。自民党の世耕弘成参院幹事長が、「これだけ国内で市中感染が出ており、入国人数の制限も撤廃すべきだ」と会見で言われました。本当にそう願います。
「アメリカの感染は90%近くがオミクロン株による感染ですが、オミクロン株による感染は数日で終わってしまいます。つまり風邪とあまり変わりないので、もうコロナと大騒ぎするのはやめよう、それより経済活動を優先させようという方針がアメリカです。感染者数もすごい勢いで増えていますが、So What? それがどうしたという、悪く言うとアメリカはコロナに対して『居直った』のです」出典:ハワイ聖路加クリニック 小林恵一ドクター
2月13日にNFLの祭典、スーパーボールが開催されました。SoFiスタジアムは5万人以上の観客で大盛況でした。 「あれコロナは? 」と思うような光景でした。早く日本にもこのような良い「居直り」ができる日がくるように切にねがいっています。このままではグローバル人材育成ができません。今日(日本時間2月17日)行われる岸田首相の記者会見を期待したいです。
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