ハワイの観光産業　鍵は日本市場

ハワイでは米国内の旅行者週は前年比で３２％増加しましたが、日本人を含む外国人旅行者の数は９８％以上減少しています。
外国人旅行者がハワイを避ける主な理由は、帰国時に自国で１０日間〜１４日間の自主隔離が義務付けられて
いることと言われています。また、日本市場の回復が遅れた一因は、１１月６日まで日本人旅行者にセーフ・トラベルズ・ハワイ制度への参加を許可しなかったこともあげられています。

HTA（ハワイ・ツーリズム・オーソリティ）が４月２９日に発表した報告によると、４月中にハワイを訪れた旅行者43万９７８５人のうち、外国人旅行者は１％以下の１８３６人です。残念ながら　セーフ・トレベルズ・ハワイ制度が貢献しているとは思われません。オアフ島では３月、旅行者数と消費者額が共に約１３％下降しており、観光産業の本格的な回復には日本人旅行者が鍵をにぎると言われています。

しかし、日本の予防ワクチン接種のベースが加速し、感染者数が大幅に減少しない限り状況の改善は期待できず、
本格的な観光業の再開は2024年とも言われています。

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