If winter comes, can spring be far behind? 冬来りなば、春遠からじ
First Responders はコロナ禍で良く使われる英単語になりました。
First Responder の意味は、「災害や事故による負傷者に対して、最初に対応する人(救助隊・救急隊・消防隊・警察など)」と辞書には記載されています。
ただ、コロナ感染症が拡散し、医療従事者もFirst Responders に含まれるようなりました。
特にEmergency Room やICUにてコロナ感染者と対応する医療従事者は、大切な存在といえます。
東京オリンピック開会式でも聖火リレーにてドクターと看護師の代表者がトーチを受け取り、リレーに参加されていました。
ワクチン接種に関して、ハワイ州やホノルル市に勤務する公務員は、ワクチン接種が義務付けられています。
宗教上または医療上の問題を理由に免除を申請することもできます。しかし個人の意思で拒否する職員は、職を失う可能性があります。
ホノルル市のベテラン警察官、マーク・クッツイー警部はワクチン接種を拒否したため、解雇される事になっていましたが、
地域社会への奉仕を続けるために接種を任意で選択し、職場に復帰したことがニュースになっていました。
個人の選択の自由は保証されるべきだと私は信じています。
彼のように、宗教または医療上の理由ではなく、自分の考えや意思に忠実である事はとても大切です。
そして、物事を大きく理解し熟考の上、「地域社会への奉仕を続けるために」接種する道を任意で選択されたことに、心からの拍手をお送りしたいと思います。インフルエンザの予防接種を拒否してきた私も、コロナ予防ワクチンは、社会奉仕そしてハワイへの恩返しのつもりで接種しました。
ホノルル市人事局の調べでは、9月7日の時点で、警察官255人、消防士101人、ライフガード80人、救急隊員23人がワクチン未接種者であり、宗教は医学的疾患により免除を受けていると発表してます。また、警察官の約78%、消防士の約86%、ライフガードや救急隊員の約71%が接種を完了しています。
バイデン大統領は9月22日、世界各国の首脳や国際機関トップとサミットをオンラインで行い、パンデミック(世界的大流行)の収束を目指し、
来年9月の国連総会までに世界人口の70%がワクチンを接種するとの目標を示して協力を求めました。アメリカから途上国への提供分は計11億回分となるそうです。
Pandemic 収束のため、全世界が協力し、また世界中の人が安心して暮らせる日が来ますように。
冬来たりなば春遠からじ
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