真珠湾 黒焦げの水筒慰霊祭
12月7日は真珠湾攻撃式典があります。その1日前12月6日には黒焦げの式典日米合同慰霊祭が行なわれています。真珠湾航空博物館(旧太平洋航空博物館)での式典では通訳を務めさせて頂きました。今年も新潟県長岡市の高校生や米退役軍人の方々が参加されました。
『黒焦げの水筒』は、1945年6月の空襲時に静岡市上空で衝突し、墜落した米兵の遺品で握りしめていた米兵の指跡がくっきりと残っており、壮絶な最期を物語る水筒です。
写真の菅野医師が、日本から持参したその水筒を使い、日米両国の犠牲者の冥福を祈り、真珠湾攻撃で沈没した戦艦の上に建つアリゾナ記念館から海へ献酒し、戦没者を慰霊します。静岡でも賤機山(しずはたやま)の山頂にある静岡市民への記念碑『平和観音像』と、23人の米兵への大理石の石碑『B29墜落搭乗者慰霊碑』にて、毎年6月20日に一番近い土曜日に日米合同の慰霊祭を行なわれています。近い将来、ぜひ静岡の慰霊祭にも出席させて頂ければと願っています。
コメントを投稿するにはログインしてください。